アルゼンチン ファン数千人が鳥山明さんとの別れ惜しむ

南米のアルゼンチンでは、今月亡くなった漫画家の鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」のファン数千人が首都ブエノスアイレスの中心部に集まり、鳥山さんとの別れを惜しみました。

アルゼンチンの首都ブエノスアイレスの中心部にあるオベリスクの周辺に10日、今月1日に亡くなった漫画家の鳥山明さんの代表作「ドラゴンボール」のファン数千人が集まりました。

集まった人たちはアニメの主題歌を合唱したり、そろって両手をあげて主人公の孫悟空の必殺技のひとつ「元気玉」のポーズをとったりして、鳥山さんとの別れを惜しんでいました。

中南米の国々の間でドラゴンボールの人気は高く、各地で追悼の催しが行われたほか有力なサッカーのチームやその選手たちが鳥山さんに感謝のメッセージを発信するなど、追悼の動きが広がっています。

ファンの1人は「ドラゴンボールへの情熱は子どものころからずっと続いています。友情の大切さや決して諦めないことなど多くのことを学びました」と話していました。