北海道 駒大苫小牧高校の野球部員11人に処分 窃盗に関係か

甲子園の優勝経験もある北海道の駒大苫小牧高校の3年生の野球部員11人が窃盗に関わったとして、日本学生野球協会は1か月の対外試合禁止の処分としました。

日本学生野球協会によりますと、去年12月、近隣の警察署から「3年生3人を窃盗で捜査している」と高校に情報提供があり、聞き取りを行ったところ去年11月、野球部を引退した3年生がコンビニでアルバイト中にほかの部員が買い物に訪れた際、レジを通すふりをして会計を行わずに商品を渡していたことがわかったということです。

調査の結果、このコンビニでアルバイトをしていた2人と、客として訪れた9人の3年生の野球部員合わせて11人が、複数回にわたって同様の行為をしていることがわかったということです。

これを受け、日本学生野球協会は駒大苫小牧高校を1月31日から1か月の対外試合禁止処分としました。

駒大苫小牧高校は、春夏合わせて11回甲子園に出場し、2004年から2年連続で夏の甲子園で優勝を果たしています。

また、去年3月にひき逃げの疑いなどで逮捕された栃木県の真岡北陵高校の30代の野球部の監督を2年の謹慎処分とするなど、合わせて19件の処分を決めました。