大谷翔平 3安打2打点 3試合連続打点 ロッキーズとのオープン戦

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手が3日、ロッキーズとのオープン戦に出場し、3打数3安打、3試合連続の打点となる2打点をあげました。

大谷選手は3日、アリゾナ州グレンデールで行われたロッキーズとのオープン戦に2番・指名打者で先発出場しました。

1回は先頭のベッツ選手がヒットで出塁しノーアウト一塁で最初の打席が回りました。

大谷選手は4球目のアウトコース低めの変化球にうまく反応してライト前ヒットを打ちました。

このあと3番のフリーマン選手がセンター前にタイムリーヒットを打って先制点を奪い、今シーズン、チームが期待するいずれもMVP=最優秀選手の受賞経験がある3人が役割を果たしました。

三塁に進んだ大谷選手は続く4番のウィル・スミス選手のセンターへの犠牲フライでホームにかえりました。

1アウト二塁のチャンスで迎えた2回の第2打席は追い込まれたあと5球目の甘い速球を捉え、センターのフェンス上部に直撃するタイムリースリーベースを打ちました。
打球速度は188キロを超える痛烈な当たりでした。

3回は1アウト一塁二塁と再びチャンスで打席が回り、4球目をライト前にはじき返し、2打席連続のタイムリーヒットとしました。

ここで代走を出されて交代した大谷選手はこの試合、3打数3安打、3試合連続の打点となる2打点をあげました。

オープン戦3試合を終えて打率7割1分4厘と好調をキープしています。

ロバーツ監督「質の高いバッティング」

ドジャースのロバーツ監督は、大谷選手のバッティングについて「翔平は高い集中力でどんなボールにも対応できる状態だ。きわどいボールは見極めるし、ホームベースの上を通ればしっかりバットを振れている。質の高いバッティングをしていて、きょうも彼にとっていい日になった」と賞賛しました。

また、ロバーツ監督はバッターとしては手術した右ひじのリハビリは完了しているという認識を示した上で、「彼は予想よりもはるかに前に進んでいる」と話していました。

そして、次の5日のエンジェルス戦に続き6日のホワイトソックス戦にも初めて2日連続で出場する予定だということです。