囲碁 仲邑菫三段 韓国に移籍後 初めての対局 初勝利ならず

日本で囲碁の女流タイトル獲得の最年少記録を持つ15歳の仲邑菫三段が、韓国に移籍して初めての対局に臨みました。

囲碁の仲邑菫三段は、より高いレベルを目指すために、2日付けで韓国棋院に「客員棋士」として移籍していて、移籍後初めてとなる対局が3日午後1時からソウル近郊で始まりました。

仲邑三段は韓国のリーグ戦に特別枠で参加する形となっていて、3日はイ・チャンソク(李昌錫)九段と対戦しました。

仲邑三段は対局開始の20分ほど前に会場に到着し、先手の黒番でイ九段との初対局に向き合いました。

対局は午後5時前に終わってイ九段が勝利し、仲邑三段の移籍後初勝利はなりませんでした。

仲邑三段は、先月に韓国に入国した際、「数年以内に女流タイトルをとりたい」などと話していて、4日は国内外の記者団の質問に応じる場を設け、改めて今後の意気込みなどを語ることにしています。