スケートボード 女子の日本勢3人が決勝進出 パークの国際大会

パリオリンピックの代表選考の対象となるスケートボード、パークの国際大会が、UAE=アラブ首長国連邦で開かれ、女子の準決勝では、東京オリンピック銀メダリストの開心那選手が3位に入るなど、日本勢3人が決勝に進みました。

ストリートとパークの2種目が行われるパリオリンピックのスケートボードの代表選手は、対象となる国際大会で得られるポイントに基づく世界ランキングで決まり、このうちの1つとなるパークの大会が、UAEのドバイで開かれました。

パークは、すり鉢状のコースを45秒間滑って技の難度や構成などを競う種目で2日に行われた準決勝では3回のランのうち最も高い得点を競いました。

女子は、世界ランキング1位で、15歳の開選手が、得意とするコースの縁を使った技を次々と決めて、1回目と3回目のランでともに85.90をマークし、日本勢トップの3位で、上位8人による決勝に進みました。

また、去年の日本選手権で2位に入った13歳の長谷川瑞穂選手は、スピード感のある滑りから高さのあるエアを決めて5位に入り、東京オリンピック金メダリストの四十住さくら選手も6位につけて3日の決勝に進出しました。

このほかの日本勢は菅原芽依選手が9位で敗退し、世界ランキング2位の草木ひなの選手はけがの影響で準決勝を棄権しました。