サッカーW杯2次予選 AFC 北朝鮮に視察団 試合開催できるか調査

今月下旬に行われるサッカーワールドカップのアジア2次予選で、日本と北朝鮮の試合をめぐり、アジアサッカー連盟は北朝鮮で試合を開催できるか調べるため、2日、視察団を派遣しました。

2026年のサッカーワールドカップのアジア2次予選はホームアンドアウェー方式で行われ、今月26日に日本代表が北朝鮮代表と対戦するアウェーの試合は、首都ピョンヤンにある「キム・イルソン(金日成)スタジアム」で行われることになっていますが、AFC=アジアサッカー連盟は北朝鮮で試合を開催できるか調べるため、視察団を2日派遣しました。

中国の首都・北京の空港では2日午後、ベトナムや中国などのメンバーからなる視察団が空路で北朝鮮に向けて出発しました。

一行は今月5日まで現地に滞在し、「キム・イルソンスタジアム」やホテルなどを確認する予定です。

先月、行われたサッカー女子のパリオリンピックアジア最終予選の日本と北朝鮮の第1戦は当初、ピョンヤンで行われる予定でしたが、アジアサッカー連盟が試合に向けた準備が難しいことなどを理由に中立地での開催を提案し、試合3日前にサウジアラビアでの開催が正式に発表される異例の事態となっていました。