大阪 住吉大社で5年ぶり横綱土俵入り 大相撲春場所を前に

今月10日に初日を迎える春場所を前に、大阪の住吉大社では新型コロナウイルスの影響で中止が続いていた横綱の土俵入りが5年ぶりに行われ、大勢の観客が見守る中、照ノ富士が勇壮な「不知火型」を披露しました。

大阪 住吉区にある住吉大社では春場所の安全と成功を祈願する横綱の土俵入りが毎年、行われていましたが、新型コロナウイルスの影響などで令和2年から中止されていました。

今回は5年ぶりの実施となり、横綱 照ノ富士が太刀持ちに熱海富士、露払いに翠富士を従え、境内で勇壮な「不知火型」の土俵入りを披露すると、およそ1000人の観客からは「よいしょ」の掛け声があがったり、拍手が起こったりしていました。

照ノ富士は土俵入りのあと取材に応じ、「横綱になってから2年半以上たっているが、ここで初めて土俵入りをできてよかったと思う」と話していました。

そして、2場所連続10回目の優勝をかけて臨む春場所に向けては、「日に日によくなっているし、できることをやっていきたい」と意気込みを語りました。