バングラデシュ 首都ダッカで商業ビル火災 少なくとも43人死亡

バングラデシュの首都ダッカの中心部で2月29日夜、飲食店が入った商業ビルから火が出て少なくとも43人が逃げ遅れるなどして死亡したと、地元メディアが伝えています。

バングラデシュの首都ダッカの中心部にある、7階建てとみられる商業ビルで、2月29日夜10時ごろ、日本時間の3月1日午前1時ごろ、火災が起きました。

地元メディアによりますと、火は1階付近から燃え広がり、ビルにいた人たちは上の階へ避難しようとしましたが、子どもを含む多くの人たちが逃げ遅れたということです。

消防が駆けつけて消火や救出活動に当たり、2時間ほどで火の勢いはおさまりましたが、地元メディアは保健当局の話として、これまでに少なくとも43人が死亡し数十人がけがをしたと伝えています。

商業ビルには複数の飲食店が入っていて、出火当時は営業中だったということで、現地の警察や消防などが火災の詳しい原因を調べています。