スギ薬局グループ システム障害が復旧 「うるう日」が原因か

愛知県に本社があるスギ薬局グループの全国の店舗で、「うるう日」が原因とみられるシステム障害が発生し、一時、処方箋の登録や会計ができなくなりました。会社によりますと、システムは午後1時ごろまでに復旧したということです。

スギ薬局グループによりますと、29日朝、全国の店舗から「処方箋のシステムが使えない」という問い合わせを受け、システム障害の発生が確認されました。

愛知県のほか関東や関西など、全国におよそ1300ある調剤ができる店舗で、処方箋を登録したり会計をしたりするパソコンのシステムが一時、使えない状態になり、各店舗の薬剤師が緊急性があるものについては、薬を出したうえで後日、会計してもらうよう対応したということです。

会社によりますと、原因調査を行ったうえ、システムの改修プログラムを各店舗に送り、システムは午後1時ごろまでに復旧したということです。

今回、障害が起きたシステムは3年ほど前に導入したもので、会社では、2月29日が4年に一度の「うるう日」にあたることが原因とみられると説明しています。