長崎「五島椿まつり」 259品種 花の色や形の違いを楽しむ

つばきの自生地として知られる長崎県五島市で、恒例の「五島椿まつり」が開かれました。

五島市は東京の伊豆諸島にある伊豆大島と並んでつばきが多く自生することで知られ、花が咲く毎年この時期に「五島椿まつり」を開いています。

今月23日から25日にかけて開かれたまつりでは、県内外から参加した人たちがガイドと一緒に観光名所を巡りました。

合わせて259品種、およそ2800本のつばきが植えられた公園では、参加した人たちが花の色や形の違いを思い思いに楽しんでいました。

また、およそ5万年前に火山の噴火で流れ出た溶岩によってできたとされる鐙瀬溶岩海岸も訪れ、展望台から雄大な景色をバックに写真を撮っていました。

千葉県の40代の女性は「すごくたくさんの種類のつばきがあって、見応えがありました」と話していました。