フェンシング男子エペ W杯個人戦でパリ五輪目指す山田優が優勝

ドイツで行われたフェンシング男子エペのワールドカップ個人戦でパリオリンピック出場を目指す山田優選手が優勝しました。

世界各地で行われるフェンシングのワールドカップは、パリオリンピックの出場権をかけたポイントレースの対象大会で、ドイツのハイデンハイムで開催された男子エペの大会は23日、個人戦が行われました。

東京オリンピック男子エペ団体の日本の金メダルメンバーで、2大会連続の出場を目指す山田選手は予選から勝ち上がり、決勝トーナメントの2回戦では加納虹輝選手との日本人対決を10対9で制しました。

このあとも勝ち進み、決勝ではイタリアの選手に15対9で勝ってワールドカップ初優勝を果たしました。

山田選手が国際大会の個人戦で優勝するのは2020年以来4年ぶりで、今シーズンは今回がワールドカップ2回目の表彰台となるなど調子を上げています。