米共和党 ヘイリー氏地元州予備選へ 世論調査はトランプ氏優勢

秋のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは4つ目の州となる南部サウスカロライナ州で予備選挙の投票が日本時間の24日夜始まります。ここまで連勝しているトランプ前大統領が、ヘイリー元国連大使の地元の州でも勝利して党の指名獲得に向けて大きく前進するのかが焦点です。

11月のアメリカ大統領選挙に向けた野党・共和党の候補者選びは24日、4つ目の州となる南部サウスカロライナ州で予備選挙が行われ、日本時間の24日午後9時に投票が始まります。

選挙戦はここまですべて勝利し、獲得した代議員の数でも大きくリードしているトランプ前大統領をヘイリー元国連大使が追う構図となっています。

ヘイリー氏は自らの地元で、知事も務めたサウスカロライナ州に資金や要員を集中的に注いで選挙活動を進めてきただけに、ここで結果を出せなければ大きな痛手となります。

州内で行われた世論調査の平均では、トランプ氏がおよそ25ポイントの差をつけてリードしていて、トランプ氏がここでも勝利して党の指名獲得に向けて大きく前進するかが焦点です。

サウスカロライナ州の予備選挙は日本時間の25日午前に投票が締め切られ、開票が始まります。