中国東部の高架道路で約100台の車巻き込む追突事故 凍結原因か

中国東部の高架道路で23日朝、凍結が原因とみられる大規模な追突事故がありました。地元のメディアはおよそ100台の車が巻き込まれたと伝えていて、現場の映像にはほぼ垂直に押し上げられている車も映っていました。

国営の中国中央テレビなどによりますと中国東部・江蘇省蘇州の企業が集積するエリアにある高架道路で、現地時間の23日午前7時ごろ、多数の車が絡む追突事故がありました。

警察によりますと、この事故で9人がけがをしたということです。

現場は片側3車線の道路で、事故の発生後に撮影された映像では、多くの乗用車やバスが折り重なるようにぶつかり、道路をふさいでいる様子が映っています。

中にはほぼ垂直に押し上げられている車も確認でき、追突の激しさがうかがえます。

地元のメディアは原因は路面の凍結とみられ、およそ100台の車が巻き込まれたと伝えています。

事故が起きた地域の地元気象台は、23日朝の最低気温がマイナス1.1度まで下がったとしています。