大相撲 立田川親方 年寄「錣山」を襲名 師匠代行の部屋を継承

大相撲の元関脇 寺尾の錣山親方が亡くなったことを受けて、部屋の師匠代行を務めていた立田川親方が年寄「錣山」を襲名し、部屋を継承することが決まりました。

三役経験者の阿炎などが所属する錣山部屋は、錣山親方が去年12月に60歳で亡くなったことを受け、部屋付きだった元小結 豊真将の立田川親方が師匠代行を務めていました。

そして、日本相撲協会は23日開いた臨時理事会で立田川親方が年寄「錣山」を襲名し、部屋を継承することを承認しました。

立田川親方は山口県下関市出身の42歳。

元寺尾の錣山親方の弟子として初めて新入幕を果たし、粘り強く前に攻める相撲に加え、土俵の上での礼のしかたや勝ち名乗りを受ける際の手刀の切り方の美しさなどでファンを沸かせました。

立田川親方は錣山親方が亡くなった翌日に「師匠の教えを引き継いで若い弟子たちに教えていくことが僕の役目だと感じた」と話していました。