株価 今後も上昇続くのか 企業が株価に見合う成長できるか焦点

今月22日、日経平均株価はバブル期の1989年につけた史上最高値を更新しました。日本企業に対する期待感を示しているという見方の一方、経済の実態を反映していないという指摘もあり、今後も株価の上昇が続くのかや企業が株価に見合う成長を実現できるかが焦点です。

22日の東京株式市場、日経平均株価の終値は3万9098円68銭でバブル絶頂期の1989年12月29日につけた史上最高値を34年ぶりに更新しました。

市場関係者や専門家からは日本企業の稼ぐ力への評価や、日本経済がデフレから脱却し、賃金と物価の好循環を実現することへの期待感を示しているとして、株価はさらに上昇する余地があるという見方が出ています。

一方、この株価は日本経済の実態を反映しておらず、今後の株式市場では、日銀が検討しているマイナス金利の解除や中国経済の減速などがリスクになるという指摘もあります。

株価に対する見方が分かれる中、今後もこの上昇基調が続くかが注目されます。

また、企業が株価に見合う成長を実現できるかも焦点です。

財務省の統計によりますと、国内の企業はバブル期に設備投資額を増やしましたが、バブル崩壊を受けて慎重な姿勢が強まり、当時を下回る水準が30年以上続いています。

日本企業がイノベーションを生み出すために設備や人材に対して積極的に投資を行う経営へと転換できるかが課題となります。