サッカーACL 横浜F・マリノスが8強に進出 甲府は敗退

サッカーのACL=アジアチャンピオンズリーグは決勝トーナメント1回戦、第2戦の2試合が行われ、J1の横浜F・マリノスは延長の末、タイのバンコクユナイテッドに勝って、ACLで初めてのベスト8に進出しました。J2のヴァンフォーレ甲府は韓国のウルサンに敗れ、準々決勝進出はなりませんでした。

ACLの決勝トーナメントはホームアンドアウェー方式で、2試合の合計得点で争います。

F・マリノスはバンコクユナイテッドとアウェーでの第1戦に2対2で引き分け、21日にホームで第2戦が行われました。

試合は両チームともに得点がないまま、前後半を0対0で終え、2試合の合計2対2で延長に入りました。

そして、F・マリノスは延長後半の終了間際に、相手のハンドの反則で獲得したペナルティーキックをアンデルソン・ロペス選手が冷静に決めて1対0で勝ち、2試合の合計を3対2として、ACLでチームとして初のベスト8進出を決めました。

一方、J2のチームで初めて決勝トーナメントに進んだヴァンフォーレは東京 国立競技場でウルサンと対戦しました。

アウェーでの第1戦に0対3で敗れ、厳しい状況で臨んだ第2戦は前半11分に先制点を奪われ、その後、決定的なチャンスをつくったものの得点を奪えず、0対1で試合を折り返しました。

後半43分に途中出場の三平和司選手がゴールを挙げましたが、終了間際に失点し、1対2で敗れました。

ヴァンフォーレは韓国リーグを連覇しているウルサンに2試合の合計1対5で敗れ、準々決勝進出はなりませんでした。

この結果、ACLは日本勢で唯一、F・マリノスが勝ち残り、来月行われる準々決勝で、1回戦で川崎フロンターレを破った中国の山東と対戦します。