被災地支援向かう宮崎県警のバス横転 中央分離帯に衝突か 広島

17日朝、広島県尾道市の山陽自動車道で、能登半島地震の被災地支援に向かっていた宮崎県警察本部のバスが横転しました。バスの運転手を含めて警察官10人にけがはありませんでしたが、事故の影響で山陽自動車道は現場付近でおよそ4時間半にわたって通行止めとなりました。

17日午前7時半ごろ、広島県尾道市の山陽自動車道上り線の大羽谷トンネル付近で宮崎県警察本部のバスが横転しました。

現場は片側2車線でほぼ直線の道路で、警察によりますと、バスは左車線を走っていたところ中央分離帯に衝突し、そのはずみで横転したとみられるということです。

バスには運転手を含めて警察官10人が乗っていましたが、けがをした人はいないということです。

バスは能登半島地震の被災地で支援にあたるために16日に宮崎県を出発し、広島県内で1泊したあと、石川県を目指していたということです。

この事故の影響で山陽自動車道は、広島県の三原市の三原久井インターチェンジと尾道市の尾道インターチェンジの間の上り線が、およそ4時間半にわたって通行止めとなりました。

警察はバスの運転手から話を聞くなどして事故の詳しい原因を調べています。

宮崎県警「申し訳ない」

宮崎県警察本部の警備第2課は「事故の原因など詳しい情報は分からず、現在、確認を急いでいる。高速道路が通行止めとなり、ご迷惑をおかけして申し訳ない」とコメントしています。