大谷翔平 キャンプでブルペンの打席立ちピッチャーの球筋確認

大リーグ、ドジャースの大谷翔平選手がアリゾナ州で行われているキャンプで、ブルペンの打席に立ってピッチャーの球筋を確認する練習などを行いました。

大谷選手は15日、アリゾナ州グレンデールで行われているドジャースのキャンプで午前10時すぎから練習をスタートし、30分ほど屋内の打撃練習場に入ったあと、ピッチャーの球筋を確認するためブルペンの打席に立ちました。

去年、大リーグデビューを果たしたシーハン投手が投げるスライダーやチェンジアップなど変化球も含めたボールをじっくり見極めながら目を慣らしていました。

大谷選手がバットを振らずにボールを見送るとブルペンの周りにいる人が「ストライク」とコールしたり、ロバ-ツ監督が「翔平。スイングだ」と声を掛けたりしていました。

ロバーツ監督は報道陣の取材に対してこのまま大谷選手の調整が順調に進めば、今月22日から始まるオープン戦に出場させる考えを示しています。

シーハン投手「お互いにとってとてもよかった」

ブルペンでの投球練習で打席に立った大谷選手に21球を投げたシーハン投手は練習後に取材に応じ、「翔平が打席に立ってくれてとてもいいブルペンだった。私もまだバッターに対して投げていなかったから、お互いにとってとてもよかったと思う」と振り返りました。

投球練習後には大谷選手とことばを交わす姿もあり、「彼は私の大好きな選手な選手の1人だから、打席に立つ彼に投げることができてすばらしかった。彼が打席で見たものについて少しだけ話したけれど、彼がどんなことを考えているのかもっと話してみたい」とうれしそうに話していました。