「Z世代課」北九州市が4月に設置へ 若者支援などに注力

北九州市はことし4月の組織改正で、新たに「Z世代課」をつくることを明らかにし、若者への支援などに力を入れることにしています。

北九州市の武内市長は13日、新年度の当初予算案と組織改正の概要を発表し、ことし4月の組織改正で、新たに市役所内に「Z世代課」をつくる方針を明らかにしました。

「Z世代」は1990年代から2000年代に生まれた若者を指し、北九州市としてはこうした世代の若者への支援などに力を入れるとしています。

武内市長は会見で、「成長に向けての再起動が一番必要で、そこに資源と努力を集中させていきたい」と述べました。

北九州市の新年度の一般会計当初予算案は総額が6279億円で、この中では新設した「次世代投資枠」として111億円を確保し、子どもに関する政策や産業基盤の強化・創出に向けた事業などに力を入れています。