神奈川県内 12日未明から火事相次ぐ 2人死亡 2人連絡取れず

12日未明から朝にかけて神奈川県内では火事が相次いで発生し、2人が死亡したほか、2人の連絡が取れておらず、警察が確認などを進めています。

12日朝6時半ごろ、川崎市幸区小倉で、近くに住む人から消防に「住宅が炎上している」と通報がありました。

直後に撮影された映像では、激しい音を立てながら建物全体が炎に包まれ、黒煙が立ちのぼっている様子が確認できます。

消防車15台が出動して消火にあたり、火はおよそ3時間後に消し止められましたが、消防によりますと、木造2階建ての住宅1棟が全焼したほか、隣接する住宅2棟も一部が焼けたということです。

この火事で、火元とみられる住宅に住む80代の女性と、50代の男性と連絡が取れなくなっているほか、50代の男性1人がけがをして病院に運ばれたということです。

警察は、連絡が取れない2人の確認を進めています。

神奈川県内では12日未明から火事が相次ぎ、午前2時ごろには、藤沢市藤沢のアパートで火が出て、この部屋に住むとみられる男性1人が死亡したほか、午前3時すぎには、横須賀市浦賀丘の木造2階建ての住宅の火事で、この家に住む55歳の男性が死亡しました。

警察や消防が火事の詳しい原因を調べています。