福島 伝統の「白河だるま市」 縁起物のだるまそろう

縁起物のだるまをそろえた福島県白河市の伝統行事、「白河だるま市」が開かれ、多くの人でにぎわいました。

「白河だるま市」は江戸時代の白河藩主、松平定信が城下の繁栄を願って絵師にだるまを作らせ売り出したのが始まりとされ、春の訪れを告げる伝統行事となっています。

11日、会場のJR白河駅前には、食べ物や雑貨の店などを含めおよそ500の出店が並び、朝から多くの人でにぎわっていました。

白河だるまは、まゆは「鶴」を、口ひげは「亀」をかたどるなど、縁起物が描かれているのが特徴です。

会場では「縁起物の白河だるまはいかがですか」と威勢のよい声が響くなか、訪れた人たちは大きさを一つ一つ見比べて、商売繁盛や無病息災などの願いを込めて、お気に入りのだるまを買い求めていました。

受験を控える中学3年生の女の子は「縁起物と聞いたので初めてだるま市に来て、合格を願ってだるまを買いました」と話していました。

また、60代の男性は「家族が元気に過ごせることや、ことしは石川県で地震もあったので少しでもはやく復興が進むよう願いを込めました」と話していました。