「さっぽろ雪まつり」最終日 大勢の観光客でにぎわう

冬の札幌の風物詩「さっぽろ雪まつり」は11日、最終日を迎え、メイン会場の大通公園は大勢の観光客でにぎわっています。

今月4日に開幕したことしの「さっぽろ雪まつり」は11日が最終日で、およそ120基の雪像が展示されているメイン会場の大通公園には、国内外から大勢の観光客が訪れています。

会場では、訪れた人たちが大雪像や市民が作った雪像と一緒に記念撮影をする姿が見られました。

雪まつりの実行委員会によりますと、11日朝にかけての大雪で雪像や会場の通路にも雪が積もり、順次、除雪を行っていますが、これまでのところ雪像が壊れるなどの影響は出ていないということです。

京都から母親と一緒に訪れていた40代の女性は「夜はプロジェクションマッピングがきれいでした。昼間に見てみると、細かいところまで作り込まれているのが分かってすばらしかったです」と話していました。

また、女性の母親は「大谷選手の雪像がよくできていて印象に残りました。すべての会場を見て帰りたいです」と話していました。

「さっぽろ雪まつり」は大通会場とすすきの会場では11日午後10時まで、東区のつどーむ会場では11日午後4時まで開かれています。