林官房長官 “ 旧統一教会の「推薦確認書」署名せず” と説明

林官房長官は3年前に旧統一教会の関連団体の関係者と面会していたことをめぐり、事実上の政策協定にあたる「推薦確認書」などへの署名は行っておらず、教団側が掲げる方針に一切、賛同していないと説明しました。

旧統一教会との関係をめぐり、林官房長官は3年前に地元の山口県で、関連団体の関係者と面会したことがわかっています。

林官房長官は閣議のあとの記者会見で、「当時、相手方が旧統一教会の関連団体の関係者だとの認識はなく、多数ある面会の1つだった」と述べ、具体的なやりとりの内容などは定かではないとの認識を重ねて示しました。

そして、「旧統一教会および関連団体の『政策協定』や『推薦確認書』には署名していない。すなわち、旧統一教会側の掲げる方針に一切、賛同していない。面会の調整にあたった地元の政界関係者などにも改めて確認したが、提示されたという記憶がある者もいなかった」と説明しました。

一方、面会を調整したのは山口県宇部市の篠崎市長だと明らかにしました。