パキスタンで爆発相次ぐ 選挙妨害目的のテロか 24人死亡

総選挙と各地の州議会選挙の投票を8日に控えたパキスタンでは、2か所の選挙事務所周辺で相次いで爆発が発生し、これまでに合わせて24人が死亡、32人がけがをしました。現地当局は、選挙を妨害する目的のテロとみています。

パキスタン南西部のバロチスタン州で、現地時間の7日昼ごろ、州議会選挙の立候補者の事務所前で爆発がありました。

現地の行政当局によりますと、周囲にいた支持者など12人が死亡し、24人がけがをしたということです。

また、同じバロチスタン州にある別の選挙事務所周辺でも爆発があり、12人が死亡、8人がけがをしました。

行政当局によりますと、いずれの爆発も選挙を妨害する目的のテロとみられるということで、合わせて24人が死亡、32人がけがをしました。

パキスタンでは、8日に総選挙と各地の州議会選挙の投票が行われます。

地元メディアによりますと、これまでにも候補者の事務所の近くで爆発が相次いでいて、治安当局が警戒を強めています。