イスラエル軍報道官「ハマスにとらわれた人質31人が死亡」

イスラエル軍のハガリ報道官は6日、ガザ地区でイスラム組織ハマスにとらわれている人質のうち31人が死亡したと明らかにしました。

イスラエル軍による軍事作戦が続くガザ地区では、イスラエル人など136人がいまだにハマス側に人質にとられています。

ガザ地区での戦闘の休止や人質の解放に向けた交渉が続く中、イスラエル軍のハガリ報道官は6日「われわれは31人の人質の家族に彼らが死亡したと伝えた」と述べ、ハマスにとらわれている人質のうち31人が死亡したと明らかにしました。

また、アメリカの有力紙ニューヨーク・タイムズは6日、当局者の話としてさらに少なくとも20人の人質が殺害されたという情報があり、イスラエル当局が分析していると伝えました。

ニューヨーク・タイムズは、死亡した人質の中には、ハマスがイスラエルに対して大規模な越境攻撃を行った去年10月7日にイスラエルで殺害されたあと、ハマスによってガザ地区へ運ばれた人もいると伝えています。