名神高速 車に物が当たり運転男性 重体 物は車外に出たか

1日午前、岐阜県の名神高速道路で、走行中の乗用車の運転席付近に物が当たって運転していた男性が重体となった事故で、当たった物はフロントガラスを突き破り、後部のガラスも突き破って車外に出たとみられることが警察の調べで分かりました。警察は当たった物の特定を進め、荷物を落とした車などがないか調べています。

1日午前8時すぎ、岐阜県大垣市の名神高速道路の下り線で、追い越し車線を走行中の乗用車に飛んできた物が当たったと、助手席に乗っていた男性から消防に通報がありました。

警察によりますと、車の運転席付近のフロントガラスが割れていて、運転していた48歳の男性会社員が頭にけがをして意識不明の重体となっています。

乗用車は後部のガラスも割れていて、警察によりますと、当たった物はフロントガラスを突き破り、男性に当たったあと後部のガラスも突き破って、車外に出たとみられるということです。

助手席に乗っていた男性は通報の際に、「前を走る車から荷物が飛んできて運転手に当たった」と話していたということですが、当たった物がほかの車から落ちたものかどうかなどは確認されていないということです。

警察は車に当たった物の特定を進めるとともに、荷物を落とした車や落下物を跳ね上げた車などがないか調べています。