衆院予算委 2月5日から新年度予算案 実質審議入りで与野党合意

新年度予算案を審議する衆議院予算委員会は、31日の理事懇談会で自民党が所属議員を対象に政治資金パーティーをめぐる調査を行い、結果を国会に提出する意向を示したことから、与野党は、2月5日から予算案の実質的な審議に入ることで合意しました。

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる事件を受け、野党側は30日、自民党所属のすべての国会議員を対象に派閥からキックバックを受けていたかを調べて、新年度予算案の実質的審議が始まる前に結果を国会に提出するよう求めました。

これを受けて自民党は31日開かれた衆議院予算委員会の理事懇談会で、2月5日までに、党として調査した結果を提出する意向を示しました。

そして与野党は、各党の代表質問が終わる2月2日、予算案の趣旨説明を行い、2月5日から7日までの3日間、岸田総理大臣とすべての閣僚に出席を求めて基本的質疑を行い、予算案の実質的な審議に入ることで合意しました。