自民 茂木派 関口参議院議員会長ら6人が新たに退会

自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題を受けて、茂木派では、31日関口参議院議員会長ら6人が新たに退会しました。

このうち、関口参議院議員会長と福岡参議院政策審議会長、それに石井参議院国会対策委員長の3人は、31日午後、そろって茂木派に退会届を提出しました。

このあと関口氏は、記者団に対し「自民党がこれから政治改革も含め大変なことをやっていく流れの中で、まずは派閥を離れることを参議院議員会長として決めた。ほかの参議院の執行部も同じ思いだ」と述べました。

また、茂木派では、31日、船田元経済企画庁長官と古川元法務大臣、それに西銘元復興大臣の3人もそれぞれ派閥に退会届を提出しました。

船田氏は、記者団に対し「派閥をいったんすべてさら地にして、一定期間を置いて政策集団を新たに作るプロセスが大事だと言ってきたが、そうではない形で政策集団を作る状況になってきたようなので退会を決断した」と述べました。

茂木派では、これまでに、小渕選挙対策委員長と青木幹雄元官房長官の長男、青木一彦参議院議員が退会していて、合わせて8人が派閥を離れたことになります。