バレンタインデー商戦 デパート各社「イートイン」を強化

2月14日のバレンタインデーに向けた商戦が本格化し、ことしは、デパート各社が店内で提供する「イートイン」を強化しています。

東京 渋谷区の「新宿高島屋」がイートインコーナーで、ことし新たに始めたのは、日本とフランスのパティシエによる実演です。

その場で高級チョコレート菓子をつくり提供するサービスで、飲み物とお土産つきで価格は4000円台からとなっています。

完全予約制で、“自分へのご褒美”として利用する客も多いということです。

東京 豊島区にある「西武池袋本店」のイートインコーナーで新たに始めたのは「アップサイクル」と呼ばれる取り組みです。

これまで捨てられていたものを活用する取り組みで、チョコレートの製造過程で廃棄されてきたカカオ豆の皮を活用したカレーや飲み物を提供しています。

担当の杉田大樹さんは「バレンタインデーが自分や家族、友だちと一緒に楽しむ季節のイベントに変化してきた。新型コロナが5類に移行されて初めてとなるので売り場でしか味わえない体験を楽しんでほしい」と話していました。