卓球 全日本選手権 男子シングルス 戸上隼輔 張本智和が決勝へ

卓球の日本一を決める全日本選手権は男子シングルスの準決勝が行われ大会3連覇を目指す戸上隼輔選手と6年ぶりの優勝を目指す張本智和選手が勝ち、決勝は去年と同じ顔合わせとなりました。

東京 渋谷区の東京体育館で行われている全日本選手権は最終日を迎え、男子シングルスの準決勝が行われました。

このうち、パリオリンピックの男子シングルスの代表内定を確実にし、大会3連覇を目指す戸上選手は、リオデジャネイロオリンピックの男子団体で銅メダルを獲得した吉村真晴選手と対戦しました。

戸上選手は、吉村選手の攻守にわたる粘り強いプレーに苦しめられましたが、持ち味の多彩なサーブとテンポの速い攻撃で、フルゲームの接戦の末、ゲームカウント4対3で勝ち、決勝に進出しました。

準決勝のもうひと試合は、同じくパリ大会の代表内定を確実にし、この大会は、史上最年少の14歳で優勝を果たした2018年以来、6年ぶり2回目の優勝をねらう張本選手が、大学生の篠塚大登選手にゲームカウント4対1で勝ち、決勝に進みました。

この結果、決勝は、戸上選手と張本選手の去年と同じ顔合わせとなりました。

NHKでは、男女シングルスの決勝を総合テレビでお伝えする予定です。