スキージャンプ女子のワールドカップは27日、スロベニアのリュブノでヒルサイズ94メートルのノーマルヒルで行われました。
日本からは今シーズン2勝を挙げ、ここまでの個人総合ランキングで3位につけている伊藤選手や、ワールドカップで通算63勝を挙げている高梨沙羅選手、そして、勢藤優花選手の3人が出場しました。
このうち伊藤選手は1回目、ジャンプに不利な追い風の中で85メートル50を飛びトップと6.1ポイント差の4位につけました。
逆転を目指して臨んだ2回目は86メートルと飛距離は伸ばしたものの、順位を上げることはできず合計254.7として日本勢トップの4位に入りました。
一方、高梨選手は1回目に87メートルを飛んで5位につけましたが、2回目は、86メートルで合計249.2で8位でした。
また、勢藤選手は1回目に82メートル50、2回目が83メートル50で22位でした。
優勝はオーストリアのエバ・ピンケルニッヒ選手で1回目で91メートル、2回目は90メートル50をマークし、合計269.3で今シーズン3勝目、ワールドカップ通算12勝目を挙げました。
スキージャンプ女子W杯 伊藤有希が4位 日本勢トップ
スキージャンプ女子のワールドカップがスロベニアで行われ、個人総合ランキングで3位につけている伊藤有希選手が日本勢トップの4位に入りました。