JR北陸本線 特急列車が異音と停電で一時運転見合わせ 福井

23日夜、福井県内のJR北陸本線で、駅に停車していた特急列車が異音を感知し、停電も起きたため、北陸本線は一部の区間で一時運転を見合わせました。JR西日本が停電の原因を調べています。

JR西日本によりますと、23日午後10時前、北陸本線の鯖江駅に停車していた金沢発米原行きの特急しらさぎ66号が車両の屋根の上から異音を感知し、その後、鯖江駅を含む武生駅から福井駅の間の上り線の電車に電気が送れない状態になり、停電したということです。

この影響で北陸本線は武生駅と福井駅の間の上り線で一時運転を見合わせました。

この区間には当時、ほかに特急など2本が走っていて、いずれも一時、運転できなくなくなりましたが、午後11時半ごろまでに運転を再開したということです。

また、鯖江駅に停車していた「しらさぎ66号」は車両のドアが開いた状態で、乗客およそ75人は乗り降りができる状況だったということです。

JR西日本が停電の原因を調べています。