阪神 原口文仁「大腸がん完治」SNSで報告

プロ野球の阪神で、5年前に大腸がんを公表し、手術を経てプレーしていた原口文仁選手が23日、自身のSNSを更新し、大腸がんが完治したことを明らかにしました。

原口選手は2019年の1月に大腸がんであることを公表し、手術を受けたあと、抗がん剤治療と地道なリハビリを続けて手術からわずか4か月余りで1軍に復帰しました。

その後もプレーを続け、今シーズンは右の代打の切り札として54試合に出場し、18年ぶりのリーグ優勝と38年ぶりの日本一に貢献しました。

原口選手は23日、旧ツイッターの「X」で「けさ、最後の診察を終え、2019年1月に手術を受けた大腸がんが『完治』を迎えたと告げられました。皆様からの温かいご声援と、関係者の方々の支えのおかげで歩むことができた5年間です。本当にありがとうございました」と報告しました。

その上で「家族と過ごせる、野球ができる毎日に感謝をしながら、ことしも全力でプレーします!」と意気込みをつづりました。