ダイハツ 基準適合確認の2車種 来月中旬の生産再開方向で検討

ダイハツ工業は、国の認証取得の不正問題で、先週、国土交通省が基準への適合を確認した商用車の2車種について、来月中旬に車の生産再開を目指す方向で具体的な検討に入ったことが分かりました。直接取り引きがある部品メーカーを対象に供給の準備の状況などを調査したうえで最終的な判断を行う方針です。

ダイハツ工業は、国の認証取得の不正問題で、国内にある4つの自動車工場の稼働を先月下旬から停止していますが、国土交通省は先週、不正のあった車種のうち5つの車種で基準への適合が確認されたとして出荷停止の指示を解除しました。

関係者によりますと、ダイハツは、このうち国内の京都工場で生産するトヨタ自動車ブランドの「プロボックス」など商用車の2車種について、2月中旬に車の生産再開を目指す方向で具体的な検討に入ったことが分かりました。

直接取り引きがある部品メーカーなどを対象に供給の準備の状況などの調査を進めていて、その結果を踏まえて最終的な判断を行う方針です。

ダイハツの不正問題では、下請け企業など多くの取引先がある地域経済への影響の長期化が懸念されています。

主力の軽自動車など残る40車種については、国土交通省が確認試験を進めていて、国内に4つある自動車工場の全面的な稼働再開には時間がかかることも予想されます。