イギリス キャサリン妃が腹部手術 公務は当面見合わせ

イギリス王室はウィリアム皇太子の妻、キャサリン妃が腹部の手術を受け、公務を当面見合わせると発表しました。手術はあらかじめ予定されていたもので成功したということですが、高い人気を誇るキャサリン妃の突然の手術について、地元メディアは大きく伝えています。

イギリス王室の発表によりますとキャサリン妃は16日、ロンドン市内の病院で腹部の手術を受けました。

あらかじめ予定されていたもので手術は成功したということですが、10日から2週間程度入院し、3月末のキリスト教の復活祭、イースターまでは公務への復帰は難しいとしています。

王室は「キャサリン妃は、子どもたちにとってなるべくふだんと変わらない状態を保つとともに、個人的な医療情報を開示してほしくないという願いを、国民が理解してくれることを望んでいます」として、がんの手術ではないという以外、詳しい症状は明らかにしていません。

42歳のキャサリン妃は国民の間で高い人気を誇り、公共放送BBCは「先月のクリスマスの催しではとても元気そうに見えた」などと、突然の手術について驚きをもって伝えています。

また、夫のウィリアム皇太子も家族との時間を優先させるため公務を減らすと伝えられていて、王室は「キャサリン妃は公務を延期しなければならないことについてすべての関係者に謝罪するとともに、できるだけ多くの人と早く会えるのを楽しみにしています」としています。