地震2週間 “被害の把握は” “復旧は” どこまで進んだのか

令和6年能登半島地震の発生から15日で2週間となりました。石川県内では被害の把握やライフラインの復旧は進んでいるのか、県の発表をもとに時系列に読み解きます。
(最新の数字は、いずれも15日午後2時時点のものです)

死者数

あわせて222人の死亡が確認されています。

▽珠洲市で99人、
▽輪島市で88人、
▽穴水町で20人などとなっています。

「災害関連死」の疑い

死亡した人のうち「災害関連死」の疑いは、あわせて14人となっています。

9日に珠洲市で6人確認され、その後、能登町と輪島市でも確認されました。

重・軽傷者数

重傷者と軽傷者は、あわせて1025人が確認されています。

13日になって輪島市で500人近く報告されるなど、今後も被害の把握がさらに進むにつれて増えるおそれがあります。

住家の被害戸数

全壊、半壊、一部損壊の被害を受けた住宅の戸数です。

県内ではあわせて1万9172戸が確認されています。

七尾市が5500戸近くと最も多いですが、被害が大きい▽輪島市、▽珠洲市、▽能登町では調査中で全体状況が把握できていないとしていることから、被害は今後さらに増え、実態はより深刻であると見られます。

このほか、▽志賀町では床上浸水が6棟、床下浸水が5棟、確認されています。

避難者数

石川県内の市や町が設ける避難所では、あわせて1万6742人が避難生活を余儀なくされています。

4日をピークに減少傾向にありますが、その半数が2週間がたった今も避難所などで厳しい生活を続けています。

2次避難

災害関連死を防ぐとともに、当面の落ち着いた生活環境を確保するため、ホテルや旅館などに移ってもらう「2次避難」。

10日以降、増え続けていますが、県が確保した3万人分に対して、1083人にとどまっています。

孤立

8日のピークにはあわせて3300人あまりが孤立状態となっていて、その後は大きく減少したものの、415人の孤立状態が依然、解消されていません。

断水

厳しい状況が続いています。

あわせて5万5510戸で断水が続いています。

▽七尾市、▽輪島市、▽志賀町、▽能登町、▽珠洲市、▽穴水町では発災以降、ほぼ全域で断水となっていて、解消のメドがたっていません。

停電

およそ8800戸が停電となっています。

全体として減少傾向となっていますが、輪島市ではこの1週間は、解消が大きく進まないなど依然、各地で厳しい状況が続いています。