フィギュア 本田真凜 引退会見“スケートを大好きなまま引退”

今シーズンかぎりで現役を引退するフィギュアスケートの本田真凜選手が会見を行い、「スケートを大好きなまま引退することができる」と笑顔で現役生活を振り返りました。

22歳の本田選手は、豊かな表現力を持ち味に2016年の世界ジュニア選手権では女子シングルで日本選手として7人目の優勝を果たし、芸能活動を行う妹の望結さんとともに大きな注目を集めました。

しかしシニア転向後は伸び悩み、国内の大会でも上位進出ができないシーズンが続く中、今月5日に現役引退を発表し11日、都内で記者会見を行いました。

上下、白のスーツ姿で登壇した本田選手は、はじめに「本当にスケートが大好きで、大好きなまま競技生活を終えることができる。スケートを頑張ってきたからこそたくさんの方に出会え、いろんな葛藤を乗り越えてこられたと思う」と現役生活を振り返りました。

成績が残せず葛藤に苦しんだ時期もあったといい、「注目されることがつらいと思った時期もあったけれど、今の私は小さい頃よりスケートが大好き。続けてきてよかった」と話し笑顔を見せました。

そして今後については「今後も私の演技を楽しみにしてくれる人がいるのであればすてきな演技を届けられるようにしたい」と話しました。