自民 麻生副総裁 9日から訪米 両国の結束確認したい考え

自民党の麻生副総裁は、9日からアメリカを訪問します。現地のシンクタンクで講演するほか、政府の要人や連邦議会の議員らとの会談を調整していて、岸田総理大臣の国賓待遇での公式訪問に先立って、日米両国のゆるぎない結束を確認したい考えです。

自民党の麻生副総裁は、9日から5日間の日程でアメリカを訪問します。

日本時間の10日夜には、ワシントンのシンクタンクで国際情勢などをテーマに講演を行い、中国の台頭も踏まえ、日米同盟の重要性を強調することにしています。

また滞在中、アメリカ政府の要人や連邦議会の議員らとの会談も調整しています。

麻生氏としては、3月上旬で調整が進められている岸田総理大臣の国賓待遇での公式訪問に先立って、アメリカ政府の要人らと会談し、日米両国のゆるぎない結束を確認したい考えです。

また、ことし11月のアメリカ大統領選挙を前に幅広く人脈を構築し、政府の外交を後押しするねらいもあるものとみられます。