2人乗りのバイクから転落 後ろに乗っていた高校生が死亡 東京

30日夜、東京 大田区のトンネル内で2人乗りのバイクが縁石に接触して、後ろに乗っていた高校生が転落して死亡しました。警視庁は、バイクを運転していたと申し出た高校生に話を聞くなどして、事故当時の状況を調べています。

30日午後7時すぎ、東京 大田区羽田空港の国道357号線にある「空港北トンネル」内で、「ヘルメットが落ち、人が血だらけで倒れている」と現場をとおりかかった人から通報がありました。

倒れていたのは、大田区に住む16歳の高校生の男子生徒で、病院に搬送されましたが、頭を強く打つなどして午後8時半ごろ、死亡が確認されました。

警視庁によりますと、その後、別の16歳の高校生の男子生徒の母親から「息子が『バイクを運転していて後ろに乗っていた友人が落ちたかもしれない』と話している」と申し出があり、男子生徒も、警視庁に対して同じ内容の説明をしているということです。

警視庁によりますと、2人乗りのバイクは、京浜島方向から羽田空港方向に向けて走行中に、縁石に接触して後ろに乗っていた人が落ちたという目撃情報があるということで、警視庁は、任意で男子生徒に話を聞くなどして、事故当時の状況を調べています。