11月の完全失業率 2.5% 前月と変わらず

総務省によりますと、先月の完全失業率は2.5%で、前の月と変わらず、横ばいでした。

総務省によりますと、先月の就業者数は6780万人で、前の年の同じ月と比べて56万人増え、16か月連続で増加しました。

このうち女性は3083万人で、過去最多を更新しました。

一方、先月の完全失業者数は169万人と、前の年の同じ月と比べて4万人増え、3か月ぶりの増加となりました。

「自発的な離職」が増えたことなどが要因です。

この結果、季節による変動要因を除いた全国の完全失業率は2.5%で、前の月と変わらず、横ばいでした。

総務省は「完全失業者数が増えているが、幅が小さいため全体の数値は変わっていない。よりよい条件を求めて新たな仕事を探している人がしっかりと就業に結び付いていくか推移を見守る必要がある」としています。