大相撲 霧島が横綱昇進へ意気込み「最初のチャンスを1発で」

来月14日に初日を迎える大相撲初場所で、東の大関に座った霧島は、初めて挑む横綱昇進に向け「最初のチャンスを1発でつかまえたい」と意気込みを示しました。

霧島は先月の九州場所、持ち前の動きのよさや、まわしを取って前に出る相撲などで白星を重ね、13勝2敗の成績で2回目の優勝を果たしました。

そして25日、来月14日に初日を迎える初場所の番付が発表され、東の大関に座りました。

霧島は東京 両国の国技館で記者会見を行い、「入ってきた時から目標としていた横綱になる最初のチャンス。1発でつかまえたい」と初めての綱とりがかかる場所に向けて意気込みを示しました。

そのうえで何を大事にして臨みたいかを聞かれると、「気持ちだ。強い気持ちを持って、あまり考えすぎないようにしたい」と力強く答えていました。

また、所属する陸奥部屋は国技館からほど近くにあるため、「東京で優勝したら『部屋までパレードを』という声もある。東京が地元みたいになっているし、優勝したい」と話していました。

今月の冬巡業では、かぜをひくなど体調がすぐれず、体重も数キロ落ちたということで、「稽古が足りない感じもあるが、体のことを考えながらいきたい。本場所でも稽古場でも大関としての力をみせてやっていきたい」と話していました。