井上尚弥 2階級での4団体統一へ計量クリア「仕上げられた」

プロボクシングの井上尚弥選手が史上2人目となる2階級での4団体王座統一に挑む26日の世界タイトルマッチを前に臨んだ計量をクリアし「体を仕上げることができた」と自信を示しました。

WBC=世界ボクシング評議会とWBO=世界ボクシング機構のスーパーバンタム級の2団体統一チャンピオンである井上選手は、WBA=世界ボクシング協会、IBF=国際ボクシング連盟の同じ階級の2団体統一チャンピオンであるフィリピンのマーロン・タパレス選手と26日、都内で4団体王座統一戦を行います。

2022年、バンタム級で4団体統一を果たし、史上2人目となる2階級での快挙に挑む試合を前に井上選手は25日、横浜市内で計量を行い、タパレス選手とともにスーパーバンタム級の制限体重を下回ってクリアしました。

このあと、井上選手はタパレス選手とおよそ10秒間にらみ合いましたが、最後は笑顔で握手を求めていました。

26日がスーパーバンタム級では2試合目の井上選手は「フィット感はかなりある。前回よりももっとプラスに、体をよく仕上げることができた」と自信を示しました。

タパレス選手については「きのうよりも一段と体を絞っていてしっかり仕上げていた。ここからのリカバリーがあすの試合に向けて大きな差になる」と話していました。