宇野昌磨「最高の演技を」フィギュアスケート世界選手権代表

フィギュアスケートの世界選手権の代表に選ばれた選手たちが会見し、男子シングルで3連覇を目指す宇野昌磨選手は「今までで最高の演技をしなければ優勝できない。最善を尽くしたい」と意気込みを話しました。

フィギュアスケートは24日まで長野市で全日本選手権が行われ、その結果やここまでの国際大会の成績などをもとに、2024年3月にカナダのモントリオールで行われる世界選手権の代表選手が発表されました。

25日は、出場が決まった男女シングルの選手6人が記者会見を行いました。

このうち、男子シングルで全日本で連覇を果たし、世界選手権は3連覇に挑む宇野選手は「今までで最高の演技をしなければ優勝できないと思うし、3連覇に重圧を感じている場合ではないと思っている。最善を尽くすことだけを考えたい。今シーズンは跳んでいない4回転サルコーも少しずつ練習を再開したい」と、高難度ジャンプを得意とするアメリカの19歳、イリア・マリニン選手など強力なライバルの存在を踏まえて、挑戦者として臨むと意気込みを話しました。

坂本花織選手「世界選手権3連覇 絶対に達成したい」

一方、全日本の女子シングルで3連覇を果たし、世界選手権でも女子選手としては56年ぶりの3連覇を目指す坂本花織選手は「世界選手権3連覇は今シーズンずっと目標としてきたことなので絶対に達成したい。全日本はショートプログラムはよかったが、フリーは細かいミスが多かったので世界選手権でベストな、もっといいパフォーマンスができるように頑張りたい」と話していました。