栃木特産のいちごデザインした特急車両の運行始まる 東武鉄道

東京と栃木県日光市を結ぶ特急「スペーシア」を運行する東武鉄道は、今の栃木県が誕生してことしで150年を迎えたことを記念して、栃木特産のいちごをデザインに取り入れた車両の運行を始めました。

東武鉄道は今の栃木県の誕生、150年を記念して、東京 浅草と日光市の間で「いちごスペーシア」と名付けた特急車両の運行を始め、初日の24日、東武日光駅で記念の催しが開かれました。

浅草から最初の車両が到着すると、日光市のご当地キャラクターなどが乗客を出迎えました。

車両は栃木特産のいちごをイメージして外観が赤とピンクになっているほか、6号車では個室のすべての座席に、いちごがデザインされています。

ほかの車両でも「いちご」と読める15列目に、いちご柄の座席が設置されています。

「いちごスペーシア」の乗客は「周囲の皆さんがとても楽しそうで、私も楽しい気持ちになりました」と話していました。

東武日光駅の谷田貝淳駅長は「いちごをイメージしたかわいらしい色合いなので、女性や子どもに喜んでもらって、栃木県のイメージアップにつながるとうれしいです」と話していました。

「いちごスペーシア」は、24日からおよそ3年間、運行される予定です。