チェコ 首都プラハの大学で男が銃を乱射 学生など14人死亡

チェコの首都プラハの大学で21日、男が銃を乱射し、14人が死亡し、容疑者の男も死亡しました。治安当局は国際テロ組織との関係はみられないとしています。

プラハ中心部にあるカレル大学の構内で21日午後、男が銃を乱射しました。

この発砲で、これまでに学生など14人が死亡し25人がけがをしました。警察は当初15人が死亡したとしていましたが訂正しました。

発砲したのはこの大学に通う24歳の学生とみられ、大学の構内で死亡しているのが確認されました。

この日の午前、プラハ市郊外の男の自宅で父親が死亡しているのが見つかっていて、警察が発砲事件との関わりや動機などについて調べています。

チェコの治安当局は、事件についてこれまでのところ「国際テロ組織との関係はみられない」としています。

事件があった大学は、カレル橋など歴史的な建造物が残るプラハの旧市街に隣接し、この日もクリスマス休暇前の学生や観光客などが大勢訪れていたということです。