広島 こども園バスが車4台と衝突 園児や70代運転手ら10人けが

18日午後、広島県東広島市で、こども園のバスが中央分離帯を越えて対向車線の車4台と次々に衝突しました。警察や消防によりますと、園児5人を含む9人が軽いけがをしたほか、70代のバスの運転手が大けがをしたということです。

18日午後2時半ごろ、東広島市鏡山北の片側2車線の県道で、市内にある認定こども園のバスが中央分離帯を乗り越え、対向車線の車4台と次々に衝突したあと、再び中央分離帯に近づいて木に当たって止まりました。

警察によりますと、この事故でバスに乗っていた園児5人とバスの運転手を含む大人5人の合わせて10人がけがをしたということです。

けがをした園児5人は3歳から6歳で、園児と大人4人の合わせて9人はけがの程度は軽いということですが、消防によりますと、バスの運転手の70代の男性は大けがだということです。

こども園によりますと、バスは園児を自宅に送り届ける途中だったということです。

現場は、JR西条駅から南西に3キロ余り離れた場所で、警察が詳しい原因を調べています。