山本由伸 レッドソックスとジャイアンツが426億円超契約提示か

プロ野球 オリックスからポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指している山本由伸投手について、アメリカのメディアはレッドソックスとジャイアンツがともに総額で3億ドル、日本円で426億円を超える大型契約を提示したと伝えました。

ことしの大リーグの移籍市場で25歳の山本投手には大谷選手に次ぐ関心が集まり、複数の球団が争奪戦を続けていて、このうちドジャースは12月12日に山本投手とロサンゼルスで交渉した際に、大谷翔平選手が同席していたとアメリカのメディアが伝え、大きな話題となりました。

こうした中、アメリカのメディアは16日、吉田正尚選手が所属するレッドソックスと、サンフランシスコに本拠地を置くジャイアンツの2チームが、ともに山本投手に対して総額3億ドル、日本円で426億円を超える大型契約を提示したと伝えました。

山本投手に関して具体的な提示額が報じられたのは初めてです。

すでに交渉を終えたとされるドジャース、メッツ、ヤンキース、フィリーズの4球団を含めた激しい争奪戦が続いていると見られますが、2013年のオフに楽天からヤンキースに移籍した田中将大投手を上回り、日本の選手が大リーグに移籍する際の契約で史上最高額となることが有力視されています。

田中投手とヤンキースの契約は7年契約で総額1億5500万ドル、当時の日本円でおよそ161億円にのぼると伝えられていました。