陸自の男性隊員2人が懲戒免職 女性隊員2人にわいせつ行為か

陸上自衛隊練馬駐屯地で勤務する男性隊員2人が、後輩の女性隊員2人に対して、それぞれ体を執ように触るなどわいせつな行為をしたとして、懲戒免職になりました。

15日付けで懲戒免職の処分を受けたのは、陸上自衛隊練馬駐屯地で勤務し、第1後方支援連隊に所属する30代の3等陸曹と、21歳の陸士長の合わせて2人です。

駐屯地によりますと、2人は、2021年2月、演習場で訓練したあと後輩の女性隊員2人が泊まる天幕内で、それぞれ体を執ように触るなどわいせつな行為をしたということです。

女性隊員の1人が部隊に報告したことから発覚し、調査などが行われ、処分を受けた2人は「酒に酔っていて覚えていないが、深く反省している」と話しているということです。

隊員が所属する部隊では、再発防止に向けて、ハラスメントを起こさないようほかの隊員に対し教育を実施していくということです。