山川穂高 ソフトバンクが入団に向け最終調整進める 右打者補強

プロ野球、ソフトバンクは、西武からFA=フリーエージェントの権利を行使した、ホームラン王3回の右の強打者、山川穂高選手の入団へ向けて最終調整を進めていることが、球団関係者への取材でわかりました。

山川選手はプロ10年目の32歳で、これまでにホームラン王を3回、打点王を1回獲得している右の強打者です。

山川選手は知人の女性に性的暴行をした疑いがあるとして、ことし5月に書類送検され、その後、嫌疑不十分で不起訴となりましたが、西武から9月、「猛省を促す」として無期限の公式試合出場停止の処分を受け、今シーズンは17試合の出場にとどまり、ホームランゼロに終わりました。

こうした中、国内に限ったFAの権利を行使した山川選手について、ソフトバンクは、代理人と交渉するなど、入団へ向けて最終調整を進めていることが、球団関係者への取材でわかりました。

右バッターの補強が課題となっているソフトバンクにとって、長打力のある山川選手が加われば、来シーズン、4年ぶりのリーグ優勝を目指す中で大きな打線の強化につながります。