山本由伸 “ドジャースとの交渉に大谷翔平が同席” 米メディア

プロ野球、オリックスからポスティングシステムを使って大リーグへの移籍を目指している山本由伸投手について、アメリカのメディアはドジャースが12日にロサンゼルスで交渉した際に大谷翔平選手が同席していたと伝えました。

山本投手は、先発投手の需要が高いことしの大リーグの移籍市場で大谷選手に次ぐ関心を集めていて、契約の総額が2億ドルから3億ドルに達するとも予想されています。

こうした中、アメリカのメディアは山本投手が12日にロサンゼルスでドジャースとの交渉に臨んだ際、先日10年契約を結んだ大谷選手が同席していたと伝えました。

さらに、ドジャースの中心選手のベッツ選手とフリーマン選手も出席していたということで、いずれもシーズンMVP=最優秀選手を受賞した経験を持つ「チームの顔」の3人が山本投手の勧誘に参加したということです。

山本投手をめぐっては12月、アメリカのメディアがメッツのコーエンオーナーが来日して面談したと伝えているほか、ジャイアンツやヤンキースも面談を行ったとしていて争奪戦が繰り広げられています。

強力打線が持ち味のドジャースは、今シーズンの先発投手のチーム防御率は4.57で30球団中20位となっていて、来シーズンに向けた補強ポイントとなっています。

総額7億ドルの大谷選手に加え、山本投手の契約が総額3億ドルともなればドジャースにとっては合わせて10億ドルの巨額投資となりますが、WBC=ワールド・ベースボール・クラシックでも活躍した日本のトップ選手2人がチームメートとなるのか、アメリカでも高い関心が寄せられています。